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会員エッセイ17件中 1-10 を表示

【第17回】 水鳥の嘴振る露にやどる月影   山中律雄 (2023-02-01)

  世の中は何にたとへん水鳥の嘴(はし)振る露にやどる月影 曹洞宗の開祖である道元が詠んだと言われるものの一つで、「無常」という題の付された歌だ。月の光に照らされる水面に浮かぶ水鳥が歌われている。光景が...

【第16回】 わたしの猫   横山未来子 (2023-01-01)

 新年に掲載されるエッセイなのにさびしい話で恐縮なのだが、昨年十二月に飼い猫の健太が神さまのもとに帰っていった。 十六年前の晩秋に、私の家のまわりを鳴きながら巡っていた迷い猫だった。保護したときは生後...

【第15回】 西行と定家から芭蕉へ  江田浩司 (2022-12-01)

 歌人の間には、西行の芭蕉への影響は広く知られているが、定家の影響が語られることは皆無に近い。例えば、玉城徹は、西行と芭蕉の親和性を語ることはあっても、定家と芭蕉については、むしろ対蹠的に捉えている。...

【第14回】 ハンモックが似合わない   桜川冴子 (2022-11-01)

「さくらがわさーん」と、後ろからMさんが声をかけてきた。Mさんとは、短歌の仕事を通じて、少し前に知り合った書家である。「大島に別荘があるんですけど、バーベキューしに来ませんか」「大島ってどこの?」「宗...

【第13回】 山縣有朋の歌〜尽くしし人〜   林 和清 (2022-10-01)

 菅元総理大臣の弔辞に引用されてから、山縣有朋の詠んだ歌が話題になっている。ハルビン駅で暗殺された伊藤博文への弔意を表したものだという。    かたりあひて尽しし人は先立ちぬ今より後の世をいかにせむ ...

【第12回】 失わないために   鶴田伊津 (2022-09-01)

 夏が終わりに近づく頃、身体もこころもぼんやりしてしまうのは毎年のことで、ぼんやりとした世界に揺蕩っていると、過去の記憶がまつ毛の先のあたりでちかちかと光るような気がする。 高校3年生の夏休み、和歌山...

【第11回】 親戚のおじさんのような   本田一弘 (2022-08-01)

 コロナの影響で短歌の集まりに参加することがほとんどなくなった。さびしい限りである。だが、小池光さんとはここ数年、一年に一度会うようになった。福島県と福島民報社という地元の新聞社が主催する「福島県文学...

【第10回】 真珠って冷たい   鯨井可菜子 (2022-07-02)

 2009年に作歌を始めてから、3年ほど投稿に精を出していた。投稿先は「ダ・ヴィンチ」の「短歌ください」(穂村弘 選)、笹公人さんのブログ「笹短歌ドットコム」、そして日経新聞日曜版の「歌壇」穂村弘欄。始めた...

【第9回】 開運橋のジョニー   土岐友浩 (2022-06-01)

 盛岡はあいにくの雨だった。一緒に来た大森さんは「スニーカーが濡れた」と言ってホテルから出られなくなった。 予約した夕食まで、まだ時間がある。僕も部屋で休むという選択肢もあったのだけれど、せっかくの機...

【第8回】 想像力のなさと、自由の不自由のことなど   佐藤弓生 (2022-05-01)

 2022年4月13日に、32ページのパンフレット「短歌・俳句・連句の会でセクハラをしないために」が届きました。そもそも、誰が何をするとセクシュアル・ハラスメントになるのでしょうか。 セクハラをする人とされる...

パンフレット「短歌・俳句・連句の会でセクハラをしないために」

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