現代歌人協会が、前年10月より一年間に刊行された歌集・歌書など短歌に関する著作を対象として、その最も優れたものを顕彰する「現代短歌大賞」の第44回は、下記の通り決定いたしました。
記
外塚喬著 『鳴禽』(本阿弥書店 2021年8月15日)
並びに過去の全業績に対して
外塚喬(とのつか たかし)
略歴
1944(昭和19)年、栃木県生れ。
木俣修に師事。
修没後、十年間「形成」の編集に関わる。
「形成」解散後、1994(平成6)年「朔日」を創刊。
2008(平成20)年より十年間「木俣修研究」を刊行。
主な著書
歌集『喬木』『火酒』『山鳩』『散録』他。
歌書『現代短歌の視点』『木俣修のうた百首鑑賞』『実録・現代短歌史 現代短歌を評論する会』他。
賞 金 三十万円
授賞式 12月23日(木) 午後6時(祝賀会は中止いたします)
於 神田錦町 学士会館
選考委員 栗木京子(長)・小島ゆかり・坂井修一・穂村弘